MoYu WeiLong GTS3M

2018年7月発売、2018年7月レビュー




※各項目の最大値と最小値は平均の算出に使用されません。
※数値は補正されています。例えば、安定感評価の全平均が5で、レビュアーAによる安定感評価の平均は7だったとします。この場合、レビュアーAの安定感評価はおよそ2ずつ下方修正されます。この補正により、全レビュアーの評価尺度を近づけています。


 
レビュアーからのコメント


 
 
竹村 篤人
総合評価 (92.5)


回転の軽さ、安定感、耐久性など全てのステータスがトップクラスとなっている素晴らしいキューブだと感じた。
無理やり難点を上げるとすれば少しピボットしやすい程度。そしてネジとバネが簡単に調節できるという画期的なシステムにより手間をかけず容易に自分好みの調整をすることが可能となっている。
個人的に、バネの調整は重い状態(9段階あるうちの7~9段)のほうが安定するように思えるので「引っかかってしまい安定しない」という人は試してみるといいだろう。
まだまだ書き足りないが、間違いなくキューブ界の新しい歴史を作るキューブの一つである。


 
 
大村 周平
総合評価 87.5


コーナーカットは間違いなく過去最高。さらに、一般にコーナーカットとトレードオフになりがちなにコーナーピボット耐性も併せ持っている。
基本性能に加えて、初代GTSから完成度を上げて実装されたDual-Adjustment機構やセンターキャップに切込みが入ったことで取れづらくなっている点など、細かなところまで作り込まれている設計は素晴らしい。
回転の根本が深く、従来の回し方から少しだけ感覚を修正するまでは少し時間がかかるだろう。
かつてのGAN U356 Air UMを思い出すような磁力の強さは賛否が分かれる点になりそうだ。私はもう少しマイルドなバージョンも触ってみたい。
Dual-Adjustment機構は最大まで引き出して弾性力を弱めている調整に落ち着いた。


 
 
端村 航
総合評価 86.5


他のキューブにはない様々な先進的な特徴を備えているだけでなく、性能もかなり先進的。
バネを緩めることによる安定感の減少を強い磁力で補っており、独特の回転感はかなり人を選ぶだろう。
自分はとても高く評価しているが、正直言って万人にオススメできるキューブではない。
レビュー時点では最新のキューブなので、このキューブが今後のトレンドを作るのか否か、非常に楽しみである。


 
 
入船 朝斗
総合評価 84.7


コーナーカットが素晴らしく引っかかることがほとんどない。素体の回転はかなり軽いが強めのマグネットとコーナーカットでアシストされており高速域で非常に安定感がある。
ネジの締り具合とバネの弾性力を別々に調整できるようになっており調整も簡便である。
個人的には配色が明るく変更されたことと外れにくいセンターキャップ構造がうれしい。新たに追加されたリッジについては恩恵も不満も感じていないというのが正直なところ。
高いTPSで回すと非常に気持ちよく回せるためキューブをガシガシ回すキューバーに適していると思う。


 
 
高木 佑平
総合評価 79.5


WeiLong GTS のようなカラカラした回転の軽さを保ちつつ、磁石によるアシストとコーナーのピボット耐性が向上し非常に高い仕上がりとなっている。
しかし、磁力の強さやキューブの大きさ等に違和感を感じ、慣れるまでに多少時間がかかった。
リッジやアジャストメント等、新たな機能が搭載されており、今後新たに開発されるキューブにも期待したい。


 
 
佐島 優
総合評価 (77.5)


他のフラッグシップと比較して大きな特徴が2つある。
1つはバネとネジをそれぞれ独立に調整できるようになっているため調整の自由度が上がり、自分好みの回し心地が実現できること。
もう1つは3×3では初の試みであろう「リッジ」がついていることだ。ただ、これは他のステッカーレスモデルに慣れてしまっているユーザにとってはむしろ不要ではないかと感じる。
サイズは56.3㎜のため手が小さいユーザからするとやや大きく感じたり、持ち替えの際に指がなんとなく引っかかったりといった弊害がある。
また、個人的にはマグネットのアシストがやや強めに感じる。ただキューブ自体のポテンシャルは非常に高いので、資金に余裕があるなら試してみる価値は十分にあるだろう。



 
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