GAN356 Air

基本3性能が全て7点以上となるのは史上初。総合評価も過去最高点を獲得した。
耐久性が全モデル中1位である他、安定感は2位、柔軟性も3位と、まさに弱点のないキューブだ。

この完璧なキューブに対抗できるのはQiYiのValk3とMoYuのWeiLong GTSくらいで、YueXiaoですら相手にならないとされている。
改めて比較対象をValk3とWeiLong GTSに絞ると、最も大きな違いは回転の軽さだろう。
Airの回転の軽さは全モデル中3番目に高い (軽い) が、Valk3とGTSよりは1.2〜1.3点重いと評価されている。
つまり最新のキューブの中では重く、落ち着きがある。加えて、安定感はValk3よりも0.6点、GTSよりも1.6点高い。

GES (GAN Elasticity System) を付け替えることで特性を変化させることもできる。
最初にリリースされたグレード (Master Version) には4種類のスプリングが付属するが、上級者にとってはやや物足りないラインナップだ。
“Grand Master” という新しいグレードにはさらに軽い3種類のGESが付属する。
これを使用すれば、回転の軽さでもValk3とGTSに並ぶことができるだろう。



Gans356SMV_table

※各項目の最大値と最小値は平均の算出に使用されません。
※数値は補正されています。例えば、安定感評価の全平均が5で、レビュアーAによる安定感評価の平均は7だったとします。この場合、レビュアーAの安定感評価はおよそ2ずつ下方修正されます。この補正により、全レビュアーの評価尺度を近づけています。


 
レビュアーからのコメント


 
 
大村 周平
総合評価 (84.7)


マイナーチェンジの域を超えた、大きな進化。
安定感が著しく向上し、今までのGANに対する玄人好みといった印象は完全に払拭された。
GTSのようにただ直線的に回転が軽いだけではなく、このAirは次の回転方向への加速をスムーズにつなぐ感覚がある。
Feliksのような回し方をイメージするといいと思う。
バネの色分けなど細かな配慮も効いている。半透明クリアカラーには、男性なら子供のころの懐かしさと興奮を感じるはずだ。
私は結局デフォルトのばねに落ち着いた。


 
 
高木 佑平
総合評価 84.0


同じGAN356シリーズとは思えないほどの改良がされている。
356SV2で目立っていた引っ掛かりが軽減され、安定感は格段に向上、扱いやすくなっている。
WeiLong GTSと同様に誰にでもおすすめしたいキューブに仕上がっているので、今までのGANシリーズがあまり好きでなかった方にも是非一度試して欲しい。


 
 
佐島 優
総合評価 82.7


今までのGANシリーズの印象とはかなり変わった。
安定感が圧倒的に改善されており、もともとあったコーナーカットの能力もそのまま引き継いでいるため全体的なバランスが非常に良くなった。
コアをある程度締めておけば耐久性も抜群である。逆に緩めると摩擦がほとんどなくなり制御がきかなくなるため、調整はやや難しいかもしれない。
回転の軽さは4種類のGESとコアの締め具合でいくらでも調節できる。
私の場合は、黄色のGESに付け替え、ほんの少しだけ緩めたところがベストだった。
是非いろいろなパターンを試して、最適な回し心地を見つけてほしい。


 
 
端村 航
総合評価 82.1


GAN特有の高い耐久性と柔軟性はそのままに、安定感が大きく向上しています。
また持った時の重さも数字以上に軽く感じられ、名前通りの軽やかな回転を味わえます。全体としての完成度は非常に高いです。
GANキューブに苦手意識がある人も、一度試す価値はあるでしょう。
バネは私は最も軽いものを使用しています。このバネを簡単に替えられる機構も素晴らしいと思います。


 
 
伏見 有史
総合評価 (74.6)


GAN356S V2よりも重量が軽くなり、回し心地はやや乾燥化した。
従来のGAN356にあったクセがなくなった為、今まで苦手だった方も試してみると良いだろう。
個人的には、より回しやすいキューブに進化していると思う。
一方でデメリットは相変わらずの柔軟性の低さだ。WeiLong GTSやValk3と比較するとその点でかなり扱いにくさを感じる。



 
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GAN356 Air Master Version

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