世界記録保持者、フェリックス・ゼムデグス選手のメインキューブ「Gans356」の評価が完了しました。
数値の上では、安定感にやや難あり。コーナーカットも最新のキューブに劣ります。
…でも良い。今の評価方法では、Gans356の良さを評価できていないのかもしれません。
最近6回の国内大会で4回優勝している伏見有史選手も、Gans356を愛用しています。
なぜGans356をメインキューブにしているのか、簡単なインタビューに答えていただきました。
Q. Gans356をメインキューブにしている一番の理由はどういったところでしょうか。
A. 独特の滑らかな回し心地と、音が静かなところが好きだからです。
Q. triboxレビューでは安定感とコーナーカットが低評価となりましたが、伏見さんにとってはどうでしょうか。
A. 安定感とコーナーカットは、回していくうちに良くなっていきました。
Q. 最後に、ビスの調整と潤滑剤について聞かせて下さい。
A. 潤滑剤はほぼ購入時のままです。ビスは、すべての面が同じ回し心地になるまで頑張って調整しました。
購入時から回し心地が滑らかな一方、安定感とコーナーカットには成熟の余地があるようですね。
筆者も、ビスを調整し直して、久しぶりにキューブを回しこんでみようと思います。
ちなみに、キューブキャンプ金沢2015の3x3x3ファイナリストの使用キューブはこちら。
356: Gans356, TB: Thunderbolt, WL2m: WeiLong V2 mini, HL: HuaLong
サンダーボルトが強いですね。サンダーボルトも素晴らしいキューブです。
フアロン同様、Gans356とサンダーボルトも、ぜひ皆様におすすめしたい逸品です。
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