

初めのステップ「クロス」は、手順を使わずに突破することができます。
しかし、自由度がとても高いため、最初は戸惑ってしまうかもしれません。
案外大切なのは簡単だと信じることだったりします。
ページ右上には、各ステップによる進展が図示されています。完成したパーツが着色されていくわけです。センターが最初から着色されていますね。これはなぜでしょうか。理由はすぐにわかります。ひとまず、先へ進むことにしましょう。
最初から読んでみる クロスについて詳しく学ぶ 実践あるのみ!
白色の十字を作る
とりあえず白色の十字を作ってみましょう。と、簡単に言いますが、これはかなり無理な要望です。
ルービックキューブの解法の中で、最も簡単、かつ最も難しそうに聞こえるのがこのステップなのです。

今目指しているのはこんな状態です。白色の十字が見えます。
白のセンターの周りに、白を含む2色パーツを4個集めたいわけですね。
そうすれば白色の十字(クロス)ができます。

これからは、こんな画像で状態を表します。
灰色は、今はどうでもいいパーツです。
どうでもいいパーツが多いうちは、自力でゴールにたどり着くことができます。
ここでは、ゴールの確認だけできていれば大丈夫です。どんどん読み進めていきましょう。
クロスには決められた位置関係がある(重要!)
さて、クロスは完成したでしょうか。完成していなくても大丈夫です。とりあえず先へ進むことにしましょう。
白を含む2色パーツには、もちろん、白以外にもう1色あります。そのもう1色に注目してみます。


もう1色を表示してみました。キューブが2つ並んでいますね。
この2つのキューブ、どちらかが正解、どちらかが不正解です。
正解とは何でしょうか。
意味ありげにズレている上面を、もう少し回してみましょう。
いつの間にか表示されていたセンターにも注目です。


回転させました。もう1色の順番が違ったわけです。
どちらが正解なのかは、なんとなくわかりますね。そうです。正解は左です。
なぜ左が正解なのか。このことだけは、ここでしっかりと理解しておきましょう。
不正解だった右のキューブを解き進めて行くとどうなるのか、一度確認してみます。

このようになります。
ここまでくると、クロスの位置関係が間違っていたことが一目瞭然ですね。
ここまで解かずとも、みなさんは、「センターを基準にすれば良いのでは」とお気づきだと思います。
さて、クロスには決められた位置関係があるということを長々と説明してきました。
センターを目印にすれば、正しくクロスを作ることができる、ということですね。
次は、その作り方を少し詳しく見てみましょう。
正しい位置へ
もう一度キューブを崩しました。今度は、白-緑の2色パーツを最初に揃えることにします。

クロスの1/4ですね。これだけです。
次に注目するのは緑のセンターです。どこにあるでしょうか。必ず側面にあるはずです。
金庫のダイヤルを合わせるように、緑と緑を合わせてみましょう。

こうすると、残りの3パーツがどこに入るのかがわかりますね。
クロスの位置関係が分からなくなったら、このようにして確認することができます。
暗記してしまうのもいいですね。
実践
ここまで、必要な知識をひたすら紹介してきました。
次は、実際にどうやって揃えるのかを見てみましょう。
ふたつめのターゲットが白-赤の2色パーツだったとします。
もちろん、実際には何色でも構いません。入れやすいものを入れる、これが鉄則です。
この例は簡単ですね。



次のターゲットは白-青の2色パーツにしましょう。
難しいのは最初の1手です。ターゲットが入るべき面を探して、その面に移動させます。
ターゲットが入るべき面というのは、目印からわかります。奥の面に青のセンターがありますね。
下2層を回転させることでターゲットを移動させます。下2層をいくら動かしてもクロスは崩れません。





さて、なにやらぐちゃぐちゃになってきました。そうです。ダイヤルがズレています。ズレたダイヤルは、必ず元に戻しましょう。
これによって、またセンターを目印として利用することができます。



最後は白-オレンジです。これは難しい例にしておきました。
まずはターゲットを目標の面へ移動させます。



少し見辛いので、キューブを持ち替えましょう。
1番下にあるターゲットは、目標の面を回転させることで2段目に持っていきます。
すると、白-青の2色パーツと同じ状態になりました。あとは簡単ですね。



ヒント
欲張らない
クロスを揃えるときに、ついでに1面を揃えようとしてはいけません。
欲張らずにターゲットを4つだけに絞るのが賢いやり方です。もちろん、偶然揃ってしまった場合は問題ありません。
埋もれたターゲット
もうひとつ、紹介していないパターンがあります。ターゲットが間違った位置に入っているパターンです。
これはもう簡単ですね。2段目に出せば、白-青の例と同様になります。



目標の面にあるのに…?

目標の面の2段目にあるにも関わらず、うまく入ってくれないターゲットがあります。
実はこれ、白-青の例のスタートと同じ段階なんです。おちついて、下2層を回してみましょう。
あえて説明を省きましたが、解決策はすぐに見つかります。
次は
クロスが完成しました。次は完全一面の完成を目指します。