2018年10月発売、2018年10月レビュー、2020年1月補正値再反映
※各項目の最大値と最小値は平均の算出に使用されません。
※数値は補正されています。例えば、安定感評価の全平均が5で、レビュアーAによる安定感評価の平均は7だったとします。この場合、レビュアーAの安定感評価はおよそ2ずつ下方修正されます。この補正により、全レビュアーの評価尺度を近づけています。
レビュアーからのコメント
高木 佑平
総合評価 (97.0)
GESとGMSの交換が容易。GESを各面、全く同じ位置で調整可能なNumerical IPGには感動した。
今後、新たな種類のGES、GMSの販売に期待したい。色々と試した結果、白GMSと黄色GESを使用している。
入船 朝斗
総合評価 96.7
バネの調整に加えてついに磁石も調整可能となった。磁石の交換は押し込むだけの簡単仕様である。
GESもGES+へとアップグレードされ、新たなNumerical IPGと合わせて交換、調整ともに非常に楽になった。
個人的にはGESの調整が3段階になったことで常に同じ状態をキープできるのが気に入っている。
機能だけでなくキューブ自体の性能も最新キューブの標準レベルである。
Air SMの評価と同じく、不満に感じる点が全くないキューブである。不満どころか大満足で私の新しいメインキューブとなった。
GESは黄色の0.8、磁石は白(strong)を使用している。
大村 周平
総合評価 93.2
基本的な性能だけでも最高な上に、磁力とバネの調整もできるのだから文句のつけようがない。しばらくは356X一強時代が続くと確信する。
354Mで感じた「これが次世代のキューブだ！」という感覚が、鮮明に形になった。
とりわけバネの弾性力を離散的に選択できるようになったことは、ハードウェア開発の歴史上で大きなターニングポイントだ。
これまでは指先のアナログ感覚を頼りにネジの微調整を繰り返してきたが、356XではGES4種類、磁力4種類、バネの締め具合3段階を組み合わせた計48通りから選ぶことになる。
実力者が自身の設定を公表すれば誰にでもそれが再現でき、キューブを好みに調整する楽しみを誰でも手軽に味わうことができる。
私は 緑GES x 黄色磁石 x 0.8の軽めの設定で楽しんでいる。
竹村 篤人
総合評価 90.2
GAN356Xには2つの新しい技術が搭載されている。
1つ目は、磁力の調整である。強・中・弱・無の4種類がありエッジに差し込むだけで容易に磁石の強さを変えられる。
そのため、マグネットありとなしをどちらも買う必要はなくなる。ちなみに試したところ55.3秒で磁石をすべて付け替えることができた。
2つ目は、締め具合の段階化である。
これまでのような細かい調整ができないというデメリットはあるが、締め具合がはっきりと3段階になっているため各面の締め具合を一定に保つことが容易になった。
このように2つの革新的な技術を搭載し、容易で自由自在な調整が可能になったGAN356Xは、多くの人を虜にするはずだ。
佐島 優
総合評価 89.5
磁力アシストの強さを3段階（もしくは磁力なし）に調節できる革命的なキューブ。
GESも新バージョン（numerical IPG）となり、調節がより容易に、かつ各面一律に調節することが可能になった。
私はマグネット：黄色（磁力＝中）、GES：黄色・0.8に調節したときが最も好みの回し心地だった。
GESをデフォルトからやや強いものに変えることで、回転の軽さやコーナーカットをやや抑えて、安定感をより増した感じとなる。
ステッカーレスのプラスチック表面はこれまでのGANモデル同様やや滑りやすいため注意が必要だ。
可能ならば購入前にステッカーありなしの2種類を触ってみて比較してみると良いだろう。ホールドした印象がかなり違って感じると思う。
磁力アシスト・GES、2種類の調整によって自在に好みの回し心地を実現できる点が非常に素晴らしい。
今後、世界のスタンダードとなることは間違いないだろう。
端村 航
総合評価 (88.0)
新型のGES・GMSを搭載し、メンテナンス性の高さと簡単さを両立させている所に、GANの技術力の高さを感じられる。
使い勝手の良さは間違いなく過去最高だろう。キューブの性能としても、GAN354Mと同レベルの高い性能を持っている。
初期セッティングの性能やメンテナンスのしやすさから、354Mよりも万人受けを意識したキューブといえる。
速報も参照。自分はGES青で0.8mm、緑磁石の緩めのセッティングが気に入っている。
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GAN356 X Numerical IPG
