初めての競技用キューブ

キューブを選ぶって、なかなか難しい。

握力やタイム、ソルブスタイルなどによって、キューバーがキューブに求める性能は異なります。
ですから、「キューブ選びは買ってから」という状況が続いてきました。
TORIBOはこの状況を変えるため、TORIBOレビューを企画。トップキューバーに依頼して、キューブの性能、特徴を調査しました。
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基本性能 (高ければ高いほど良いパラメータ)
安定感: ぐにゃぐにゃしたり、回したくない面が不意に回るようなことがないこと。
POP: パーツが脱落すること。
ピボット: コーナーパーツがその場で捻れること。発生するとキューブが完成しなくなる場合がある。
コーナーカット: より乱暴な回転を実現するための技術。

好みの分かれるパラメータ
回転の軽さ: 言葉の通りで、軽い場合回転が速くなり、重い場合回転が安定する傾向がある。
乾燥感: 回し心地を表す。キューブの音にも関係する。


この企画では「総合点」のようなものは用意していません。この理由はまさに、皆様がキューブに求める性能が異なるからです。
ではどうやってキューブを選ぶのか。キューブを選ぶには、すでにキューブを所有している必要があるでしょう。
「いまのキューブはここが足りない。だからこのパラメータが高いものを探そう。」という風に選ぶことができます。
または上級者にソルブスタイルを見てもらっておすすめを聞くという方法もあります。
これはなかなか良い方法で、ズバリ的中することも多いでしょう。
中には、3x3x3は全部買って試すという方もいらっしゃいます。ある程度の領域に達すると、自分で試す以外の方法が無くなっていきます。


このページの役目

周りに上級者がいらっしゃるなら、ぜひアドバイスを聞いてみてください。
このページはその「上級者」の代わりを務めるものです。
オススメキューブを絞ってみたので、ぜひご参考にしてください。


オススメを1つに絞るなら

オススメは MoYu WeiLong V2
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初めての競技用キューブの最低条件は、安定感と耐POP・ピボット性能です。
WeiLong V2は非常にプレーンで、最低条件を満たしつつ、やや回転が軽いと評価されるキューブです。

 
TORIBOストア
MoYu WeiLong V2

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コーナーカットが欲しい、握力が強いので重いキューブが良い、などの場合は下のキューブをご検討ください。


オススメをあと2つ挙げるなら

性能ナンバーワン MoYu HuaLong
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コーナーカットが広いと安定感と耐ピボット性能が失われる、という定説を打ち破ったキューブです。
すでに30秒程度でキューブを解ける方にオススメするならコレでしょう。

 
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MoYu HuaLong

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安定感で選ぶなら DaYan ZhanChi
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落ち着きのある、やや回転の重いキューブです。安定感は抜群。
回転の軽さと安定感は別のパラメータですが関連性があり、特に初心者の方にとっては軽いキューブは扱いづらいかもしれません。
ただし、このキューブを初めてのキューブに選ぶ場合、近いうちに次のキューブを買うことになるでしょう。
とは言えその結果ZhanChiがメインキューブになる可能性は十分にあります。

 
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DaYan ZhanChi

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