triboxアンバサダー
武田 慶胤
こんにちは。 triboxアンバサダー(東北)の武田慶胤(たけだ けいん)です。
いきなりですが、私はフィリピン人と日本人のハーフでして、この夏フィリピンに帰省した際にちょっとしたキューブ活動をしてきましたので、そのレポートを書いていきたいと思います。
〈キューブの配布・普及活動〉
せっかくtriboxアンバサダーになったのだから、フィリピンでもキューブの普及活動をしようじゃないかということで、triboxさんにお願いして60個ほどのキューブ(ShengShou 3x3x3 Legend)を提供していただきました。
親戚や近所の子供たち、スピードキューブの大会会場(後述)にいる子供たちを中心に配布してきました。
私自身、現地での時間にあまり余裕がなかったので、あまり解き方を教えることはできませんでしたが、キューブを貰って笑顔で遊んでいる姿を見て、スーツケースにパンパンに詰め込んで持っていった甲斐はあったかなと思います(笑)。
フィリピンの人口ピラミッドによると、20歳未満の子供の割合は全人口の30%を超えています。それくらい子供たちであふれた国です。しかし、発展途上の国だからでしょうか、日本と比べると子供たちの趣味・娯楽の選択肢が少ないように感じます。
そういった子供たちの中で、キューブという遊びを知り、趣味に発展させてくれる子がいれば、という想いのもと、普及活動を行いました。
日本と同様、フィリピンでもスピードキュービングが次第にポピュラーなものになりつつありますので、今回の配布活動で一人でもスピードキューバーが増えてくれたら嬉しい限りです!
〈スピードキューブの大会:Cavite Speedcubing Open 2017〉
ちょうど帰省中に、宿泊先からそう遠くない所でキューブの大会が開催されるじゃないか!ということが予めわかっていたので参加してきました。
場所はCaviteという町にあるAnabu City Mall。フィリピンの大会のほとんどは、人がわんさかいるショッピングモールの中で行われます。びっくりですね。
参加費は、最初の3種目で300ペソ、これに1競技追加するごとに50ペソでした。300ペソは日本円で約660円程ですので、とても安いです。びっくり仰天しました。ちなみに大会参加者数は120人くらいでした。
大会がショッピングモールで開催され、参加費が安いことには理由があります。
フィリピンで日本の市民会館のような会場を借りるには莫大なお金がかかりますが、ショッピングモールのアクティビティエリアなど公共の場所は安く借りることができ、、時にはなんと無料で借りれることがあるそうです。ですので大会参加費も抑えられるということらしいです。そしてフィリピンの方々が何より大切にしているのはエンターテイメント性で、「みんなが楽しめること」を重要視しているそうです。なので、大会中はアップテンポなBGMがバンバン流れています(笑)。
会場の様子はこんな感じです。
海外の大会には初参加だったので、慣れない部分も多々ありました。
まず、競技中のBGMに慣れるのが大変でした。それと、競技スペースが縦長で意外と狭く、競技中に脇を通る人と接触しそうになることもあり、ちょっとヒヤッとしました(笑)。
ちなみに私の大会結果です。
私は2x2x2, 3x3x3, 4x4x4, 5x5x5に出場しました。
3x3x3は、競技前に食べていたブリトーの汁をメインキューブの内部にマルルブの如くたらしてしまい、掃除したら回し心地が変わって動揺してしまったので残念な結果に(言い訳です)。
2x2x2では、3試技目、タイマーストップした途端にタイマーがリセットされるハプニングが勃発。リセットボタンには触れていない(はず)なのですが、動画を撮っていなかったのでそのソルブはDNFになってしまいました。。。
結果として、大会のレベルがかなり高くて入賞はできませんでしたが、自己ベストを更新できた競技が多く、なにより初の海外での大会を楽しむことができたので満足でした!
大会会場では、私と同じハーフで、フィリピン在住の Yuji Yoshida(吉田裕二)さんにいろいろと教えてもらいました。助かりました、ありがとう!!
私の今回のレポートはこんな感じです。
先進国・発展国を問わず、これからもスピードキュービングは世界中で盛り上がっていくスポーツなのは間違いないと思います。国内だけにとどまらず、海外の大会に参加することは、自分のモチベーションの維持にも繋がりますし、その国の文化を体験するひとつの方法でもあります。
機会がある方はぜひ海外の大会に参加してみてください!
それではまた!
コメントを残す