triboxチーフアンバサダー
古林 祐輝
こんにちは! triboxチーフアンバサダーのYuukiです。
前回は結局台湾の観光日記を一つの記事にしてしまいましたが、ちゃんと大会にも行きましたよ!
長い記事でしたが読んでくれた方、ありがとうございます!
ということで今回はCross-strait Cubing Exchange 2017の大会レポート編です!どうぞ!
【出発当日の朝】
ホテルは会場までタクシーで20分ほどのところを取っていたので朝は比較的ゆっくり出来ました。
ホテルのバイキング、毎回なんか知らんけどテンション上がって取りすぎてしまう。台湾の小籠包めっちゃ美味しいです。ずっと「しぁおろんばお〜〜」って言いながら歩いてました(変人)
タクシーで会場へ向かいます。8時半に受付開始だったのでとりあえずそれに間に合うように向かいました。
会場につきました。めっちゃ普通の高校なので入って良いのか悩みました笑
校門からはこの学校の生徒(あとから聞いたところによると雇われたスタッフらしいです)が会場のホールまで案内してくれました。有り難い。
台湾の大会の参加賞えらい豪華でした。Tシャツ配られるの良いね。
ちなみに参加費はベースとして300元(1000円程度)、333は無料、その他競技は別途10元から40元(30円から120円程度)と日本の参加費と同じくらいの計算かなという印象でした。物価を考えると相対的に高めだと思います。だから後述するスタッフとか参加賞とかが良いものになってくるのかなと感じました。
一番右がご存知Maruの社長。日本で開催した2014年アジア大会にて仲良くなったこともあって今回の大会でも沢山助けてもらいました。
【Day1 – 開会式】
9時から開会式でした。めっちゃ広い。
開会式は会場とはまた別のホールにて結構盛大に行われました。
前のプロジェクターで流れた動画があったのでよかったらどうぞ!
千方百計 Formosa全台史上最大魔術方塊拼畫用我們最熱愛的方式,向全世界介紹我們最熱愛的地方。指導單位:明道中學執行單位:明道中學魔術方塊社總策畫:李孟一設計師:洪如意展覽時間:可能明天就會撤掉了喔協辦單位:小丸號方塊屋、Koobii高校誌BackGround Music: Diana Boncheva feat. BanYa – Beethoven Virus
由明道中學魔術方塊社发布于 2017年8月14日
キューブアートすげえ・・・
with Taiwan Cubers これは圧巻
【3x3x3 – First Round】
開会式直後に3x3x3の予選でした。
まあ通過ライン的にはまず問題ないと思っていたのですが、全く練習できていなかったのと久々の海外の大会ということで普段通りに試技が出来ませんでした。(って思ったけど俺そもそも日本ですら普段通りに試技出来たことなかったわ)
Avg 12.59
12.85 13.15 11.76 (11.73) (14.56)
37位で予選通過。妥当。
ちなみに1st roundで Kai-Wen Wang がNRを更新しました。
最高に早かった。ほんと強い。
Kai-Wen Wang 3×3 Average 7.19 NR!
Team MoYu – Kai-Wen Wang 3×3 Average 7.19 NR! Cube: MoYu Weilong GTS2, done at Cross-strait Cubing Exchange 2017.Time list: (6.27), 6.36, 8.79, 6.42, (9.08).
由 MoYu-Cube 发布于 2017年8月11日
試技前に見てしまった「脳の時代」Tシャツめっちゃほしい。
【2x2x2 – First Round】
333予選の後に222予選がありました。
直前に試技をしていたこともありいつも通りという感じ。
Avg 4.00
3.58 4.90 (5.69) 3.52 (2.70)
2回目と4回目はDを使うCLL(と呼んでいるCMLL)だったので普通にゴミ。3回目は読み間違えました。12人が決勝通過ラインなのですが、なんか11位で決勝進出。棚ぼた。
ジャッジしてくれた日本語ペラペラの于晴ちゃん。大会通じてジャッジとか通訳とか本当に色々と助けてもらいました。ありがとうううう。
【昼食】
本日も晴天でした。毎日のようにGoogle先生が「今日は雨降るよ!気をつけて!」とか言ってたのに一回も降られませんでした。晴れ男万歳。
近くのステーキ屋さんに来ました。
なんか凄いの出てきた!( ´ ◉ ◇ ◉ ` )
味濃いめで美味しかったです。台湾料理は本当に日本人の味覚に合ってる。
【その後の競技】
その後は割と自分の競技もなくて試技を見たり
タピオカ飲んだりしました。台湾っぽい!!安い!!うまい!!!
50嵐っていうのが有名で至る所にありました。日本で言う吉野家みたいな(違う)
777 Finalは死ぬほどレベル高かったです。
1 Wong Kin Lok (黃健樂) 香港
Avg 2:31.91 NR
2:30.21 2:38.10 2:27.42
2 Kuo-Hau Wu (吳國豪) 台湾
Avg 2:44.08 NR
2:43.27 2:48.78 2:40.19
3 Yi-Fan Wu (吳亦凡) 台湾
Avg 2:55.89
2:56.56 2:49.99 3:01.12
これがどれくらい速いのっていう話なんですけど、公式PBでも3分切ってる日本人は飯田さんだけです。いやほんとレベル高い。4位の人も2:57とかだったしレベル高い。
大会の雰囲気はこんな感じです。
スタッフとしてこの学校の生徒さんたちがジャッジをしてくれています。選手を競技に集中させたいがための運営側の配慮らしく、こういったバイト形態のジャッジというのも教育さえする機会があればしっかり出来るんだなあと思うような大会でした。ジャッジ、みんな凄く丁寧にやってくれたので僕としても試技に支障をきたすことはありませんでした。
あと、左側の席と右側の席に分けて2つの競技を並行してやっていたときもあって凄く合理的だなあと思いました(3x3x3の最後のグループと2x2x2の最初のグループを同時にやるみたいな)。
いつも通り見えないYi-Fan Wuのソルブ。
【Square-1 – First Round】
ここからスクエア、ピラ、FMCと怒涛の競技ラッシュでした。
練習してないにも関わらずとりあえず申し込んでしまった競技。どれくらいやってないかって出発する2日前にtriboxでVoltを購入する程度にやってませんでした。
Avg 27.04
(22.84) 25.92 30.52 24.68 (48.07)
決勝はさっきも書いた12人が通過なのですが、なんと13位でした。12位は先程333の台湾NRを更新したKaiで0.3秒差でした。流石ネタ要素を持ち合わせているチーフアンバサダーって感じ。(悔しいです)
5thはEPやってたら成形が崩れました。練習不足あるある。普通に終わってれば25秒位だったし悔やまれる。「たられば」はキューブの大会では通用しないのでみんなもしっかり練習しような!Voltはめっちゃ回しやすかったしちょっと練習すれば普通にPB出そうなので次の大会はやるかもしれない。やらなそうだけど。
【Pyraminx – First Round】
まあここは普通にやったら決勝いけるっしょー!だって俺ピラミンクス元世界11位ですよ???って思いながら回してました。(注釈:PyraminxのSingleの世界ランキングは運ゲーであり実力を示すものではありません)
結果
危なすぎるううううううううううう。3位入賞は無理でも決勝はチョロイとか思って正直油断してました。13位のRuiとは0.04秒差。ホント勘弁してくれ。流石ネタ要素を持ち合わせている(以下略)
何はともあれ決勝進出したからええねん
【FMC – Final】
話は変わりますけど、僕あんまり頭使う競技好きじゃないんですよ。BLDとかFMCとか。基本的に頭が使えなくて勉強ができないからとも言う。じゃあなんで出てるんだって話なんですけど、他に出る競技がなくて毎回海外の遠征ではFMCしてるんです。2012香港アジア大会然り、2013ラスベガス世界大会然り。ということでKanto Summer 2016(2016年7月)以来およそ1年ぶりにFMCという競技をやりました。久々すぎて時計持っていくことを忘れました。
会場はこんな感じ。完全に大学の講義だこれ・・・
結果
入賞しました。
なんというか自分が一番びっくりしてます。流石ネタ要素を(以下略)。でも今回ちゃんとインバース使ってOLLCPからPLLskip引いてるのでちょっと実力で出した33手かなって気もしてます。解法20分で見つけて10分で確認して30分残して退席したのはちょっともったいなかったかなとは思ってますが、どうせ30分じゃ33手以下は見つけられなかっただろうしまあ
何はともあれ入賞したからええねん
【その後の競技】
自分の一日目の競技は全て終わったので、後はさっきみたいに他の人の試技見てたり色んな人とお話したりしてました。
tribox布教マシーンと化すチーフアンバサダー
【競技後】
実はこの日は競技後に「台湾人の台湾人による台湾人のためのキューブ講座」(雰囲気から察して俺が勝手に名付けた)と、「Yueh-Lin Tsaiによる講演」(無論何を話しているのかさっぱりわからない)がありました。
さっぱりわからない(多分)キューブ講座
8355 methodをメガに使う、みたいな話があったことだけ理解できました。8355とかめっちゃ懐かしいな。
tribox SCT メンバーのYueh-Lin Tsaiによる講演。これはYueh-Lin Tsaiがカッコいい事以外、一ミリも理解出来ませんでした(当たり前)。
【大会後】
前述の社長と一緒に御飯を食べに行きました。
「とんかつ さぼてん」に
日本と同じかな?って思っていたのですが、少し味が甘めで個人的にこっちのほうが好きかもしれないってくらい美味しかったです。台湾の物価からすると凄く高い料理で、そういうお店を選んでくれたんだと思います。社長に奢ってもらってしまいました。客人として扱ってもらって大変有り難い限り。台湾の文化、本当に奥が深い。
はじめて飲んだのですが、食後に日本酒…ではなく酢と梅のドリンクが出てきました。どうやらお口直し的な意味合いで、さっぱりするからぜひ飲んでね!っていうことみたいです。美味しいかと言われると多分梅酒のほうが美味しいかな?っていう味がしました。ちなみに僕は一切お酒が飲めません(聞いてない)
【食後】
解散!!!ではなく
台湾の夜市を見つつ
ダーツに来ました
これは大会中の出来事だったのですが、Yueh-Lin Tsaiに「ダーツしようぜ!」みたいな話をしたら、「俺は大会の打上げ行くから行けないけど、Chia-Liang Taiが最近めっちゃやってるから一緒にやったら?」ってなことを言われて、話をつけてくれて6人くらいで行くことになりました。
Chiaは最近始めたらしいけど普通にうまかったです負けちゃったよ悔しい!
日本にいるときとやってること変わらないじゃん!って思うかもしれませんが、キューブ然り、ダーツ然り、趣味は言葉の壁を超えて、世界中で友達をつくることが出来る最高のツールだと思ってます。
そんな感じで12時半頃ホテルに戻りました。
充実感に満ち溢れた一日の疲れを感じながら寝るのって最高ですよね!
ということでDay2に続きます。(まだ続くんか〜〜い)
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