HATAMURA速報 GAN356 Air SM 先取りレビュー

この度レビュー速報をやらせて頂けることになりました、HATAMURAです。
普段は大会の運営をやっていたり、Cube VoyageというHPを運営していて、スピードキューブに関するさまざまな情報を配信したりしています。
triboxさんの攻略書だけじゃ満足できない!もっと速くなりたいぜ!という方は、ぜひ一度覗いてみてくださいね!

今回は、数値評価を中心とした通常のtriboxレビューと比較して、より「速報性のある」「主観的な」レビュー情報をお届けできればと思っております。

それではどうぞ~


GAN356 Air SM

「S」はiPhone6SのSみたいなもので特に意味はないらしいです。「M」はそのままマグネットがついているという意味。
外からの見た目はUltimateと大差はなく、内部構造も目視ではわからない位の差しかありません。
唯一の大きな違いはパーツの表面で、一部の面に六角形の模様がついています。HPによるとこれは「Honeycomb contact surface」という名前だそうです。表面に凹凸をつけることで接触面積を減らし、回転感に変化を与えるというものです。
溝をつけるという発想自体は過去のキューブにも多くみられたのでそこまで新しいアイデアというわけではないのですが、模様というのはなかなか面白いと思いますね。また、模様のある面同士は接触しないようになっており、回転がガタガタするような感じはあまりありません。

前回のAir UMは、メーカーから直接発売された製品としては初めての「マグネット入り3x3x3」だった(要出典)ということもありまして、正直なことを言うと「Ultimateにマグネット付けてみました」というだけのキューブだな、という印象が割とありました。

それと比較すると、恐らくこのSMについては最初から磁石を入れることを想定して作成・調整されているキューブだな、という感想を抱きました。
磁石が入るとパーツ同士の密着感が強くなり、回転が重くヌルヌルした感じになりがちなので、前述の六角形の溝はこれの対策として考えられたものなのだと思います。
また磁石もUMと比べてやや弱めになり、ほどよいアシスト感がありつつも軽快な回転感を維持しており、個人的にはかなり好みです。
UMよりも明らかにキューブとしての完成度は上がっていると感じます。

バネを簡単に換装できる・調整の目安が分かりやすい「GESシステム」も引き続き搭載されています。
三角形の箱の中に替えのGESと調整器具が入っており、バネを軽いものや重いものに替えることができます。ちなみに自分はデフォルトの青色が一番しっくりきました。

スピード用キューブとしての完成度の高さ、そして調整の自由度の高さを備えており、総合してかなり万人受けしやすいキューブだと思います。
最終的に気に入るかどうかは個人の好みにもよるので一概に言えるものではありませんが、メインキューブの選択肢の1つとして、あらゆるタイム帯の方々におすすめできるキューブだと思います。



 
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